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  1. 世田谷区議会 2022-09-28
    令和 4年  9月 DX推進・公共施設整備等特別委員会-09月28日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年  9月 DX推進公共施設整備等特別委員会-09月28日-01号令和 4年  9月 DX推進公共施設整備等特別委員会 世田谷議会DX推進公共施設整備等特別委員会会議録第六号 令和四年九月二十八日(水曜日)  場  所 大会議室  出席委員(十二名)    委員長         おぎのけんじ    副委員長        ひえしま 進                加藤たいき                下山芳男                畠山晋一                津上仁志                福田たえ美                中山みずほ                羽田圭二                中里光夫                高岡じゅん子                つるみけんご  事務局職員    議事担当係長      髙橋 亮    調査係主任       遠藤大輔
     出席説明員    副区長         松村克彦   政策経営部    部長          加賀谷 実    政策企画課長      秋山武徳   DX推進担当部    部長          菅井英樹    DX推進担当課長    齊藤真徳    副参事         梅澤光洋    副参事         松永 仁   総務部    部長          池田 豊    総務課長        中潟信彦   庁舎整備担当部    部長          佐藤絵里    庁舎管理担当課長    桐山徳幸 ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 令和四年度一般会計補正予算(第三次)について(当委員会所管分)   (2) 「国立医薬品食品衛生研究所」跡地の進捗状況について   (3) 自治体情報システム標準化の取組みについて   (4) DX推進委員会プロジェクトチーム設置検討状況について   (5) その他  2.資料配付   (1) 【東京都公表資料】東京のDX推進強化に向けた新たな展開  3.閉会中の特定事件審査(調査)事項について  4.協議事項   (1) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午前八時五十九分開議 ○おぎのけんじ 委員長 ただいまからDX推進公共施設整備等特別委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○おぎのけんじ 委員長 本日は報告事項聴取等を行います。  委員会運営に関しましては、引き続き新型コロナウイルス対策を講じてまいります。理事者からの報告は簡潔明瞭に、委員からの質疑も要点を絞っていただくなど、会議時間の短縮に向けた御対応をお願いいたします。  また、発言の際は、お手元のワイヤレスマイクの使用をお願いします。  それでは、1報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和四年度一般会計補正予算(第三次)について(当委員会所管分)について、理事者説明を願います。 ◎齊藤 DX推進担当課長 それでは、令和四年度一般会計補正予算(第三次)につきまして、本委員会所管分のうちDX推進担当部に関連する補正予算につきまして、資料右上のページ番号を用いて御説明いたします。  まず、一二ページを御覧ください。歳出事業概要になります。下側の(26)に記載のとおり、事務センターに係る光熱水費等上昇への対応で九百三十二万五千円の増額補正がございます。  続きまして、PDF右側の一五ページを御覧ください。4その他事業の(6)、保健福祉総合情報システムサーバーOSリプレイスで千四百一万九千円、(7)、会計年度任用職員のメールクラウド化ライセンスの追加で千六十七万円の増額補正がございます。  DX推進担当部説明につきましては以上でございます。 ◎桐山 庁舎管理担当課長 私からは、本委員会所管分のうち、庁舎整備担当部に関連する補正予算につきまして御説明をいたします。  資料の右上、一二ページを御覧ください。庁舎に係る光熱水費等上昇への対応で、(27)の本庁舎分として五千百二十二万二千円、(28)の分庁舎分として六百十九万一千円の増額補正がございます。  続きまして、一五ページを御覧ください。4その他事業の(8)庁舎計画事務におきまして、来年度竣工する新庁舎一期棟等で使用するIP電話機購入費用として一億二千三百二十八万八千円の増額補正がございます。また、IP電話機の購入につきましては、年度内に入札を実施する予定ですが、納品は来年度のため、併せて繰越明許費としても計上しております。こちらにつきましては、二〇ページの1に記載のとおりでございます。  本委員会所管分令和四年度一般会計補正予算(第三次)の説明につきましては以上でございます。 ○おぎのけんじ 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○おぎのけんじ 委員長 次に、(2)「国立医薬品食品衛生研究所」跡地の進捗状況について、理事者説明を願います。 ◎秋山 政策企画課長 それでは、「国立医薬品食品衛生研究所」跡地の進捗状況について御報告いたします。  一ページ目を御覧ください。1の主旨でございますが、本年六月二十日の本特別委員会におきまして、大規模な国公有地等の状況についてお示しをさせていただいております。その中で、今後、活用を検討する大規模な国公有地等のうち、国立医薬品食品衛生研究所、以下、国衛研といいますが、その跡地につきまして、現況として、既存建物について解体工事中という報告をさせていただいております。その後、解体工事完了予定時期が示されましたので、進捗状況について今回御報告させていただくものでございます。  2の国衛研跡地の現況については記載のとおりでありまして、所在は上用賀一丁目、敷地面積は約三万平米、現在は厚生労働省の管轄にございます。  二ページ目を御覧ください。3解体工事進捗状況についてですが、当初計画では令和四年三月に完了見込みでありましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、工事開始前の住民説明会の実施が遅れたことで工事着工が延期となったほか、騒音、振動等を抑制するため、工事が慎重に進められたこと、また、古い建物の解体ガラの埋設が敷地の広域から確認されたこと等、工事に影響を及ぼす新たな要因が判明したことから、現在は当初の計画から約一年の工期延長が見込まれ、令和五年三月末に工事完了予定となっております。  4の今後の予定ですが、国からは、解体につきまして、あくまで現段階の予定である旨の連絡を受けており、工事完了後に厚生労働省から未利用国有地の管轄、処分を所管します財務省に移管されるのが令和五年度以降となる見通しであるとのことでございます。  区といたしましても、国のスケジュールを確認しつつ、今後、区の活用の有無も含めまして、活用案検討するに当たり、本件土地にも係ります地区計画の方針も考慮しながら当該地に係る関係者と協議を行ってまいります。  説明は以上でございます。 ○おぎのけんじ 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆高岡じゅん子 委員 こちらは本当に大きな土地で、まばらに建物が建っていたこともあって、結構大きな木がたくさんあるということなんですけれども、外から見ている住民の方は、緑に囲まれたちょっと中が分からない研究所があるというふうに思っていたんですが、やはりこれは全て更地にするというふうに国としては考えているのか。  つまり大きい木がどんどん切られているということで、みどり33のある世田谷として、切ってしまった木は元に戻せないので、そこというのは何とかならないのかという声が届いているんですが、国のほうはどうしてもそういう方針を変えられないのか、情報があったらお教えください。 ◎秋山 政策企画課長 そちらのほうは、現在のところ、住宅地の隣接するところに、大きな木が周辺に植わっております。そちらのほうは、地元住民の方からやはり保存の要望が国のほうに出ているということを確認しております。現状のところ、そちらの木のほうは既に保存をしているということで、木は切らないということでやっております。  ただ、中に建物の間にある低木のところについては今後、どういう活用か分かりませんけれども、活用するに当たってはということで、現在、切っているという状況で、今、委員から御指摘のあった周りの大木の部分については、そのほとんどが保存されているという状況でございます。 ◆高岡じゅん子 委員 できるだけ切らないということで、国のほうからも回答をいただいているということで、それでは、ちょっと情報を出していきたいと思います。  やはりすごく古い木もあって、一部、切っている木もあるらしいんです。切っているように見えるというのかな、そういうところに関しても、周りの方が不安にならないように情報提供してくださるように国に御要望ください。お願いします。 ◆中里光夫 委員 最後の今後の予定のところに土壌汚染対策工事というのがありますけれども、これは単に建物のガラが埋まっていたというのではなくて、何か土壌汚染があったということなんですか。 ◎秋山 政策企画課長 この中で、建物のところでやはり薬品を使っていましたので、そのコンクリート等を含めての土壌汚染部分プラスあと建物のところに飛び散った部分というところで、その掘削の除去、それから、その下で土壌の調査をしているということですので、汚染土壌の運搬ということを国のほうはやったということで、こちらのほうは報告を受けております。こちらの部分に関しては、令和五年の三月までということですが、現段階のところで完了しているという報告を受けております。 ◆中里光夫 委員 たしか国立小児病院を解体したときは大変な医療廃棄物が出てきたとかで、詳細な報告が議会にもあったと思うんですけれども、今回はそういった報告はないんでしょうか。 ◎秋山 政策企画課長 現段階で、国のほうからこちらに特に問題があるということは聞いておりませんので、そのところの部分に関してはまた確認をいたしまして、何かあった場合には御報告をさせていただきます。 ◆中里光夫 委員 その辺はしっかりやっていただきたいと思います。  それから、今、解体中ということですが、その後の利用については、方向性なり何か出ているんでしょうか。 ◎秋山 政策企画課長 こちらのほうは約三万平米ということで、周辺のまちづくり、地域のまちづくり等に非常に影響があると考えております。区のほうといたしましては、今後、行政需要等も含めまして、こちらの土地利用も含めて検討のほうに入っていきたいと考えております。 ◆津上仁志 委員 今後の活用はこれから検討するということなんですけれども、私たちはずっと求めていますけれども、これだけ広大な土地なので、取得した場合、その後の維持管理費というのはかなり膨大になりますから、我々が申し上げているような稼ぐ公共というような、この場所でしっかりと維持管理を賄っていけるような取組をぜひ検討の中に入れていただきたいんですけれども、そのあたりはどうでしょうか。 ◎秋山 政策企画課長 今、委員から御指摘のあった点は非常に大きな点だと思っております。また、地区計画のほうを立てていますので、地域住民の方からの要望というのも地区計画を通して相当明確になっている部分もありますので、先ほど言ったそういう観点、それから、区としての行政需要という観点、そちらを踏まえまして、今、委員から御指摘のあった部分も含めて総合的に検討してまいりたいと思います。 ◆津上仁志 委員 ぜひよろしくお願いします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○おぎのけんじ 委員長 では、次に(3)自治体情報システム標準化の取組みについて、理事者説明を願います。 ◎齊藤 DX推進担当課長 それでは、自治体情報システム標準化の取組みについて御説明いたします。  資料三ページを御覧ください。まず、国の動きについて御説明いたします。まず、自治体情報システム標準化とはどういうものかと申しますと、住民記録地方税、福祉など、自治体が基本的な事務を処理する基幹系情報システムにつきまして、国が示す標準仕様書に準拠してシステム事業者が開発を行い、国が整備するクラウド基盤ガバメントクラウドと言われているクラウド基盤上にそれらのシステムを構築し、各自治体がそのシステムを利用していくというような取組です。  発端となりますのは、この表の一番上に記載している令和二年十二月のデジタル・ガバメント実行計画が閣議決定されたことで、標準化対象業務や目標時期を令和七年度までとすることも示されました。  続きまして、令和三年五月にいわゆる標準化法が成立、公布されまして、国が対象事務標準化基準を定めて、自治体はこの標準化基準に適合した標準準拠システムを利用すること、また、国による全国的なクラウド環境の利用に努めることなどが定められました。その後、記載の過程を経まして、この八月末には標準仕様書が公開され、各事業者ベンダーと言われる事業者による開発が本格化しているところでございます。  続きまして、四ページ目に参ります。庁内推進体制による区の検討状況についてです。右側にこれまでの経過を記載しておりますが、三月に所管課向け説明会を庁内で開催しまして、庁内推進体制や、第一期、第二期に分けて業務別に構築を進めていくスケジュールなどを示しました。そして、四月には、庁内推進体制の中心的な会議体である情報システム標準化推進委員会を設置いたしました。  庁内推進体制は、左の図にありますとおり、情報システム標準化推進委員会DX推進担当部や各関係課長等で組織した上で、標準化の対象となる十八の業務について、作業部会所管課を中心として設置しました。また、複数の作業部会に共通する課題を検討する検討部会も随時設置しております。各作業部会は、下側に色分けしておりますとおり、第一期、第二期に分かれて、令和六年度及び令和七年度の年末年始に新システムへ移行することを目指して検討を進めております。なお、先行する第一期は、左側の図の背景が桃色になっている四部会、六つの業務が対象となっているところです。  続きまして、五ページに参ります。標準化を進める上で重要な課題となるシステム間のデータ連携に関する取組です。現在の世田谷区のシステムは、この一番左側の枠にありますとおり、各システム間で個別にデータ連携を行っております。これが標準化を進めてまいりますと、まず、令和七年一月に第一期以降対象となっている六業務、住民基本台帳ですとか、税関係等システムが国が調達するクラウド環境ガバメントクラウドに移行いたします。移行後の標準準拠システムは、データのレイアウトや連携方法について、国の標準の仕様に準拠して構成されるため、このままデータ連携を行っていくためには現行システム側の改修が必要となってしまいますので、標準準拠システム現行システムの間に連携基盤と呼ばれるような仕組みを構築し、データ形式ですとか文字コードなどの差異を変換しまして、スムーズにデータ連携が行えるように、今こちらの連携基盤検討を進めているところでございます。  続きまして、六ページで区のスケジュールについて御説明いたします。こちらの表にありますとおり、令和四年九月、現時点では、第一期の移行業務につきまして、令和五年度当初予算見積りのために、システム事業者への概算見積りなどの手続を行っております。また、第二期移行業務は、国の標準仕様書が八月末に公開されたことを受けまして、今、準備を進めているところです。  最後に、連携基盤につきましては、今年度中にプロポーザルを行いまして、令和五年度当初からの契約を行うために、今そういった予算等の手続を進めているところです。このスケジュールに関しましては、今のところこのスケジュールどおりいっているところですが、国の動向によってはまた変わる可能性もございますので、御承知おきいただければと思います。  最後に、七ページを御覧ください。こちらは参考として、標準準拠システムの目指す姿につきまして、デジタル庁の資料を基に作成した図になっております。左側の青枠内が標準化関連法規に基づく標準化対象事務に関するシステムです。標準準拠システムは、国の標準仕様書に基づきシステム事業者が構築いたしまして、カスタマイズはできないというふうになっております。標準仕様書には、実装必須機能のほか、標準オプション機能実装不可機能の記載がありますが、標準オプション機能は実装してもしなくてもよい機能で、事業者が実装を判断いたします。また、パラメータは、例えば各自治体での給付率の上乗せなどの際に利用していきます。実装不可機能につきましては、標準準拠システムには実装できませんが、スライド下部、この下に記載した例のように、登録内容ルール統一のような内容が記載されております。  右側の赤枠内は、標準化対象外の事務になります。こちらの取扱いですが、左側の標準準拠システムとは、疎結合と言われるような緩やかなデータ結合による構築するアドオンという考え方が示されまして、例えば区の独自施策だとかのアプリケーションはこれによることとされております。  標準化の取組は、このような考え方に基づき、今後も国や事業者からの情報を注視しながら進めてまいります。法令に基づく取組ではございますが、これを業務の見直しの契機と捉えまして、柔軟かつ前向きに対応していきたいと考えております。 ○おぎのけんじ 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆高岡じゅん子 委員 先日の一般質問でも取り上げたんですが、今見ますと、区の基本の一期移行令和六年度で、住民票とかについての共通のものがちゃんと動き出すのが六年と言われている中で、引越しポータルサービスはすごく便利そうで、早くできるようになるといいなと思うんですが、こっちの本システムが動いている最中にそんなものを動かしていいのかと、今聞いてさらに不安になったんですが、そこに関しての御見解がありましたらお教えください。 ◎齊藤 DX推進担当課長 こちらにつきましては、今もそうなんですけれども、いわゆるマイナンバー系というネットワークで動くような形になりまして、新システムというか、標準化された場合も、ガバメントクラウドという国が用意したクラウドにはつながるんですが、そこは基本的にインターネットとはつながらない世界になっておりまして、そこは今までと変わらないというふうになっています。  あと、例えば引越しワンストップサービスなどにつきましては、通常のインターネットではあるんですけれども、そこからのマイナンバー系との接続につきましては、セキュリティーを確保したようなやり方で行うというのはこれまでどおり変わりませんので、そこについては、国がやるところと自治体がやるところがありますが、役割分担をして、しっかりとセキュリティーを確保できるようにしていきたいと考えております。 ◆高岡じゅん子 委員 住民票の移動に関しては、本当に間違いとか、そごとか、二重とか、そういうことが絶対に許されないものなので、慎重にやっていただきたいというふうに改めて要望しておきます。 ◆中里光夫 委員 連携基盤というものをつくって、移行期データやり取りをここで吸収もしていくということですけれども、最終的にこの連携基盤というのがデータ交換のプラットフォームみたいな役割を示すという理解でよろしいんでしょうか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 今、委員の御指摘のとおりでございまして、標準化に乗らないシステムもございますので、区独自でやっていることですとか、標準化に乗らないシステムもございます。そうしたシステムとの連携のためにも、過渡期の第一期、第二期のお話だけではなくて、その後、全て標準化になった後も、標準化に乗らないシステムとの連携で、連携基盤は必要になってくるという認識です。 ◆中里光夫 委員 標準化されたシステムとのやり取り全国共通になるだろうから、これは全国一律で同じようなものをつくるのかもしれないんだけれども、従来のシステムとのやり取りとか、そこはそれぞれの自治体オリジナルになってくるということになるんだろうと思うんですが、連携基盤そのものは何か国全体で標準化されるのか、それとも独自に開発していくのか、どういうことなんでしょうか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 連携基盤につきましては、自治体の規模だとか、自治体が所有するシステムの規模によっては、必要であったり、必要でなかったりということもございます。  なので、世田谷区は当然人口規模も大きいですし、あと独自施策でつくっているシステムというのも多いので、必要だと思っているんですけれども、自治体によってはつくらないというところもございますので、そこはある程度標準の型は示されると思うんですけれども、必ず要る、必要なものというわけではないものなので、そこの自治体による判断というのはあるという認識です。 ◆中里光夫 委員 つくるか、つくらないかは判断だと思うんですけれども、標準的な要素も大きいんだから、標準システムの一部として、国なり、そういうベンダーなりが用意するものなのか、それとも世田谷区がオリジナルに作成しなきゃいけないものなのか、どっちなんですか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 基本的には、こちらはフルスクラッチで一からつくるわけじゃなくてパッケージとしてつくるものなので、事業者のほうで国の仕様書に応じてつくっていく。これが連携基盤までをガバメントクラウドに乗せるのが義務なのか、自治体の独自の環境というのが場合によってはあり得るかというのは、そこはまだちょっと曖昧なところでございます。
    中山みずほ 委員 ざっくりなんですけれども、これは今、国、都とのやり取り、当然なんですけれども、例えば東京都とか、二十三区特別区とかで共有する情報、もしくは何かそういう一緒にやることで得られるメリットとか、もしくはそういう会議体が定期的にあるのかとか、東京都という中ではどういう位置になるか教えていただけますでしょうか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 まさに今、委員がおっしゃったことは、この後の資料配付でやらせていただくんですが、東京都がこの標準化に乗らないシステムについて、共同化だとかを含めた構想というのを持っておりまして、そこの中で物によって検討していくのかというふうに思っております。この後、資料配付で簡単に御説明させていただきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○おぎのけんじ 委員長 では、次に(4)DX推進委員会プロジェクトチーム設置検討状況について、理事者説明を願います。 ◎齊藤 DX推進担当課長 それでは、DX推進委員会プロジェクトチームの設置について御報告いたします。  一ページ、かがみ文です。九月六日の特別委員会におきまして、全庁的にDXを推進する体制といたしまして、DX推進委員会を庁内で設置する旨、御報告いたしましたが、その下で活動するプロジェクトチーム設置検討状況について御報告するものです。  三ページを御覧ください。DX推進委員会では、庁内横断的な課題の調査、検討、解決のためにPTを設置することとしております。PTは課題に応じて適宜、設置や解散を行い、小さなタスク単位で実行し、完了するというプロセスを積み重ねてまいります。現在のところ、この表のとおり七つのPTを設置し、記載の所管課をメンバーとして、想定される主なタスクやテーマの検討を進め、解決に向けて取り組んでいく予定でございます。  御説明は以上となります。 ○おぎのけんじ 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆つるみけんご 委員 プロジェクトチームの構成を見ますと、窓口改善とか、オンライン相談・手続検討というところが、これからまちづくりセンターが最前線になっていくんだろうと思うんですけれども、この中にまちづくりセンターの当事者というのが入っていないように見えるんですけれども、これは総合支所の中に含まれているからというふうなことになるのか、そこら辺の整理を教えていただけますか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 実際に例えばオンライン相談・手続検討というのはもう既にある程度進んでいるところで、例えば相談事業とか、これから検証でスタートするので、進めているところではあるんですが、その中にはまちづくりセンターの職員も入っておりまして、今、委員がおっしゃるとおり、総合支所地域振興課という中に入っているという認識でございます。 ◆中山みずほ 委員 全体のスケジュール感というところで、当然、課題に応じて適宜、設置、解散を行いと、PTとしてはそうだと思うんですけれども、今示されていませんけれども、それぞれのPTのざっくりとしたスケジュール、多分、個々にすごく違うと思うんですが、そういうのというのは何かお考えはあったりするんでしょうか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 こちらにつきましては、それぞれターゲットとか、目標とする業務、それから時期も大分違ってくると思うんですが、例えば窓口改善に関しましては、既に今、年度末、年度当初にかなりの混雑が場所によってあるというようなこともございますので、何とか年度末までにめどをつけたいですとか、あとは、その下のホームページ改善に関しましては、実は来年度構築を進めて、再来年度、新たなホームページを運用開始ですとか、そういったことでちょっとまちまちなところ、タイムスパン的には少しずれもございます。  ただ、ここで言っている想定される主なタスクというのは、いろいろ細かくあると思っていますので、小さな課題に関しては、直近の課題についてはもっと短いスパンでクリアしていこうだとか、大目標に関しては長いスパンでやっていこうだとか、そこはある程度柔軟な、小さなプロセスを積み重ねると申し上げましたけれども、ある程度柔軟に改善を積み重ねていきたいと考えております。 ◆高岡じゅん子 委員 キャッシュレス推進というところのPTもあるんですけれども、こちらとせたがやPayとの関係とかがもしありましたら教えていただきたいと思います。  この前、収納に関して、幾つかの手数料がせたがやPayを使ってキャッシュレスできるようになるという御報告をいただきました。これから様々な施策に対して、区民に対して、せたがやPayで健康ポイントみたいなものとか、歩くとたくさんもらえるポイントとか、いろいろインセンティブを逆にせたがやPayをつけて区民に付与するというような考えもある中で、収納だけではなくて、そういうインセンティブを付与するほうにも使うというようなことについて、あと、お互いの投げ銭というんですが、お互いのちょっとしたありがとうのものを出すとか、地域通過としては、そういう様々な収納だけではないキャッシュレスというのもあるのかなと、そこら辺についてまでここで大きく見ていただきたいと思うので、そこをお教えください。 ◎秋山 政策企画課長 キャッシュレス推進ということで、政策企画課も名前が載っていますので、私のほうからお答えをさせていただきます。  現段階でまだPTを設置予定ですので、どういう方向でというのはまだやっていないところではありますが、その前段階の話といたしまして、まず、せたがやPayのところにつきましては、その中には商業課いうのが構成員の中で入っているんですが、まさにこちらのほうもそこを狙ったつもりで、こちらのほうを構成員という中で位置づけております。  また、実はキャッシュレス推進というのを一番最初にどういう名称にするかといったときに、本庁舎キャッシュレス推進ということで、いわゆる庁舎内でのキャッシュレスというところを考えていたんですが、その前段の議論の中でもっと広く考えるべきだろうと、ただ、その広さの範疇というところはまだ決まってはいませんけれども、言ってみれば、本庁舎の手続のキャッシュというところだけではなく、その周辺の部分も含めて考えるべきだろうということで、今、委員から御指摘のあった部分も含めて、今後、検討していくことになるだろうというふうに思っております。  なお、キャッシュレスにつきましては、九月二十七日よりまず先行というところで、区民窓口、それから出張所において、キャッシュレス決済の導入ということで現在やっております。 ◆高岡じゅん子 委員 広く地域通貨としての活用ということを視野に入れて進めていただきたいというふうに要望いたします。 ◆中里光夫 委員 プロジェクトチームなので、課題に応じて適宜、設置、解散を行い、タスク単位で実行、完了のプロセスを積み重ねるということで、これは一番右の主なタスクというのが、そこで言っているいわゆるタスクなのかなと思いますけれども、これはやはりそれぞれ何か達成目標みたいなものがあって、これが出来上がったら完了で終わらせていくみたいな形で進んでいくということなんでしょうか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 まさにそのように考えておりまして、永続的にずっとやっていくというものよりは、ある程度柔軟に設置して、タスクも細かく分けて、タスクをクリアして、全て完了したら解散だとか、そういった柔軟な対応をしまして、あまりだらだらとやらないというか、そういうふうに考えております。 ◆中里光夫 委員 例えば窓口改善なんていうふうに言っちゃうと、永続的にずっとやっていく課題になるので、そこの考え方がどうなのかなと思ったのと、そうであるならば、それぞれどういうタスクがどういう目標で、何をもって完了するのかというようなイメージを示していただくと、どういう仕事をやっていくチームなのかなというのが分かるなというふうに思います。  まだチームをつくったばかりなので、そういうのは難しいかもしれないですけれども、今後、そういう姿が見えてくると、どういうことをやっているのか見えてくるかなと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 今、御指摘いただきましたとおり、たしかに窓口改善というのは永遠の課題というところもあるとは思うんですけれども、それぞれある程度、解決策というか、こういった形で改善とかを進めていきたいみたいな具体的なものが見えてきましたら、例えば、適宜、所管の委員会で御報告するとかをいたしまして、その成果というのを見える化していくですとか、そういったことで、だらだらとやらないできちんと成果を上げていく、見せていくということにこだわっていきたいと思っております。 ◆中里光夫 委員 それぞれのプロジェクトが進んでいく方向性とかが私たちとしては気になるところではあると思うので、それが本当に区民の便利につながるのかなとか、そういうのがきっと気になるんだと思うんですね。なので、どこに向かっているのかが分かるような、それぞれのタスクの獲得目標なのか何なのか、そういう姿が見えるように、今後ぜひしていただきたいと要望します。 ◆福田たえ美 委員 オンライン相談・手続検討のところなんですけれども、ここは保健福祉センター等が書いてありますが、障害と福祉の関係の手続を前回もちょっと聞いたんですけれども、大体定期的に手続に、障害の手帳を取りに来るとか、そういったところは毎回大変な状況でございまして、書類等も複数集めて、それで手続をするということの大変さをいつもお伺いしていたんですね。  できれば、ここの手続検討というところにワンストップになるような、マイナンバーカードを使ってなのか、何かなるべく手続の簡素化がここで進むのかというところがちょっと見えなかったので、どこまでここで御検討されているか教えていただけますか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 こちらは窓口改善の部分もあって、オンライン相談の話もあって、どちらで進めていくかというのもあるんですけれども、例えば来庁しなくても行ける手続とか、そちらは窓口改善のほうかな、来庁しなくても手続ができるふうにするとか、あとは、このオンライン相談の部分では、ここに書いてある以外の所管課、本庁の所管課というのも今後ターゲットとして入ってくると思いますので、今おっしゃった障害者手帳の話とかも、ニーズに応じて、視野に入れて取り組んでいくことになるかと思っております。そこは関連所管と十分に検討しながら進めていきたいと考えております。 ◆福田たえ美 委員 ぜひそこのところは、前からずっと区民の方から御要望いただいておりましたので、やはり障害のあるお子さんを連れて窓口に毎回来るというこの大変さを考えたときに、本当に一歩でもここで進めていただきたいということがあります。  もう一つなんですが、今よく御相談いただくのが、やはり教育現場の方々の福祉的な支援が必要なお子さんの教育現場での支援ということで、ここに教育総務課はフリーWi―Fiのところしか入っていないんですけれども、福祉と教育との連携というところがこれからも強く言われていくんじゃないかと思うんですが、このところは教育と福祉というところの連携みたいな形をDXで進めていくというのは、何か視点として今後入るんでしょうか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 教育の特別支援の部分等で、当然、福祉との関連性というのは非常に大きいというところは承知しているところです。ちょっと繰り返しになっちゃうんですが、その他本庁関連所管課というところで、オンライン相談の手続検討とかも入れておりますので、その課題、タスクによっては教育委員会に入ってもらうということも考えられるのかなと思っているところです。そこは具体的なところとしてはまだないので、そういったニーズですとか要望に応じて考えていくことになるかと思っております。 ◆つるみけんご 委員 先ほどの中里委員やり取りを拝見していて、プロジェクトチームということなので、プロジェクトということで、いつまでに何をどうするかということを実際に具体でやっていかれるんだと思うんですけれども、先ほど課長からもお話があったように、だらだらやらないということで、やっぱり期限を決めるという、そのスケジュールというのをしっかり管理していかなきゃいけないと思うんですけれども、その点は、やはり我々議会にも見える化していただくことで進捗がどうなのかということを我々も認識できるので、そういったお考えがあるかどうか、スケジュールをきちんと決めてやっていくということについてどういうお考えをお持ちか教えてください。 ◎齊藤 DX推進担当課長 こちらのPTに関しましては、所管課がこれは課題だなと思っていることをDX部とか、ほかの所管と一緒に横断的に検討していくという場としても考えておりまして、今、PTの募集というのは継続してこれからも進めていく予定で、これからも多分出てくると思うんです。その中には、割ときっちりとここまでに必ず解決しなきゃいけないという課題もあれば、もうちょっと、そもそもこういうもやもやとした課題があるんだけれども、いつまでだったらできるかなみたいなこともあると思うので、そこはPTの中でまちまちだと思うんです。  ただ、今、委員がおっしゃったとおり、こういうプロジェクトチームでやっていって成果を出すという中では、やはりそのスケジュール感も重要だと思いますので、そこはこういった特別委員会の場等で、成果につながるようなものに関して報告するということはきちんとやっていくということで考えております。 ◆つるみけんご 委員 やはりそのプロジェクトチームで、できるだけ結果が見える形でやっていくことで、多分、職員の皆さんのやる気にもつながると思いますし、期限を決めないと、どうしても会議だけ積み重ねて時間が過ぎていく、職員の皆さんの貴重な時間を割いていくことになってしまうので、そこはやはり期限を決めて、ここまではやるとか、そういうふうなやり方をされるんだと思うんですけれども、それが我々にも見えると、これだけ進んでいるんだなということが分かるので、そこはぜひ見える化をしていただきたいと思います。終わります。 ◆加藤たいき 委員 今、つるみ委員が私の思いを言ってくれた部分が大いにあるんですが、中里委員も先ほど言っておりましたけれども、やっぱりKPIだったり、スケジュールを含めた、どこをゴールに決めるのかというのは非常に大事だなというところと、その間のプロセスもしっかりと開示する、可視化していくというところは大事だと思うので、その進捗度でもいいので、ここのゴールまでに何十%進んでいますというのを、事業費を含めてどれぐらい使っているかというところは、それこそ見える化だと思うので、そういったところもぜひ開示してもらいたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎菅井 DX推進担当部長 今、皆様からお話しいただいたように、タスクごとにテーマを決めて取り組んでいきますので、やっぱりいつまでにどういう形でやっていくというのは、しっかりこの中で検討して決めていって、進めていきたいと思います。それをまた見える化していくということは工夫させていただきたいと思います。  その達成までの進捗につきましても、事業を取りまとめて、いつも御報告させていただいているような形で出していくのか、この時点で今こういう検討まで進んでいますよということで都度出していくのか、事務負担のところもありますので、今日お話をいただきましたので、なるべく見える化できる工夫をしながら可視化して、やっていきたいと思います。 ◆加藤たいき 委員 本当に全部説明となると非常に大変なのも私も理解しますので、パーセンテージでいいので、これぐらい進んでいますぐらいなものというのは、棒グラフでも構いませんので、都度都度出していただけると、一〇%上がったねとか、まだ進んでいないねと、その程度でもいいので、しっかりと見えることが大事だと思うので、そこら辺の透明感を出してもらいながら進めていただきたいと思います。 ◆羽田圭二 委員 先ほど福田委員が指摘した福祉と教育所管との連携なんですが、これは間違いなく進むということで確認してよろしいでしょうか。先ほどの答弁だと、その他本庁関連所管課というのが含んでいるんだみたいな言い方をされていたので、そこについての確認をしておきたいんですが、いかがですか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 すみません、繰り返しになりますが、その他本庁関連所管課というのが入っておりまして、ここに書いてあるところに限らないと思っています。関係所管課、そういう福祉とか教育だとかの関係所管課の側にも、できる、できないとか、できないのだとどうしてなのかみたいな課題というのもあると思うので、そこはしっかりヒアリングしながら、できることから模索していきたいと思っています。 ◆羽田圭二 委員 中身は、教育所管と連携するかどうかということを聞いているんです。そこの問題なんです。要するに福祉との関係が深いでしょうというふうに言っているわけですよね。そのことについてしっかり確認できるんですかということを言っているんですよ。 ◎菅井 DX推進担当部長 今日示させていただいたオンライン相談・手続検討の中で、福田委員のほうからも障害者のお話があったかと思います。取りあえず支所の福祉課とまちづくりセンターをつないで、段階的に相談を進めていかなくてはいけないので、最初の大きく相談業務で取ってスタートしていって、次の段階に進んだときに、より専門的な相談手続を受けていきますよという段階を踏んでやっていくんだと思うんです。  このテーマとはちょっとまた別に、今、福祉所管と教育委員会のお話ということをいただきましたので、そこにつきましては、テーマを、何を解決していくためにどういうPTを組んで連携を取ってやっていかなくちゃいけないのかというのは、お話しいただきましたので、今後、明らかにして、もし必要であれば、それは連携を図っていく必要があるとは認識しております。 ◆羽田圭二 委員 そういうふうに最初から答えていただいたほうがよかったですよね。つまり、この中には含んでいるなんていうことを簡単に言わないほうがいいですよ。現実はそうなっていないんですから、それでよろしくお願いします。 ◆中山みずほ 委員 今の御議論を聞いていて、恐らくこのプロジェクトチーム、今示されたものというのは今のものであって、また随時、例えば今の教育と福祉であれば、多分ここの土台のベースではなく全く違う論点になると思うので、教育と福祉が入るかどうか分からないですけれども、そういう今の各委員からあったような指摘のものがほかにもたくさんあると思うので、そういうのが入ってくるという感じでいいんでしょうか。 ◎菅井 DX推進担当部長 お話しのとおりだと思います。ただ一つだけ、これはあくまで全庁にまたがって、DX、デジタル技術の活用だとか業務改善を根本的に見直してやっていこうというお話なんですけれども、そもそもここのチームを組んでやっていこうということになると、各所管の課題が全部ここに上がってやってくるというお話になりますので、ここのPTの中で連携を取りながらやったほうがいいものかどうかというのはチョイスさせていただく必要はあるかと思いますけれども、今お話があったように、課題につきましては都度検討させていただいて、ここで取り組むかどうかという判断はさせていただきたいと思います。 ◆中山みずほ 委員 多分これは今後も出てくると思うんですけれども、どこの場が議論の場なのかというのは、すごく分かりやすくしないと難しいかなと思います。例えば、この前の区民生活委員会で、たまたま私はそちらも関わっているので、キャッシュレスの手続のが出ました。そこでの議論は、その点でしかなかったので全体像が見ええない。自民党さんのほうからもいろいろ御意見が、せたがやPayはどうなんだとあって、私もすごく納得して聞いていたんですが、やっぱりそこの全体像を、委員会報告、議会への報告の仕方もすごく重要になると思いまして、各所管に分かれますよね。  例えば教育と福祉、今出たものがもし報告されるとしたら、教育委員会と福祉保健のほうで、当然、併せ報告でこんなことをと出るような気がするんですね。でも、全体のDXとしてこういう考えのプロジェクトチームの中のワン・オブ・ゼムはここですという示しがないと、議論の幅が広がってしまうというか、なので、PTというのは初めてですし、すごく難しいと思うので、報告の仕方もお考えいただきたいというのと、あともう一点、やっぱり報告がほしいというのは、確かに見える化も必要だと思うんですが、そこに労力をあまりかけてほしくないなと、そこは本末転倒になると思うので、よき方法、トライ・アンド・エラーということで、計画もすごく変わる可能性もあるので、今までの概念とは違うんじゃないかなと思うので、そこをうまく示していただけたらなと、要望です。お願いします。 ◆中里光夫 委員 今の議論で、新しいテーマが出てきたら新しいプロジェクトチームを立ち上げるということですけれども、そうすると、新しいテーマを判断してプロジェクトチームを立ち上げるという判断は一体どういう場でされるんでしょうか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 基本的に所管課がまずこういうプロジェクトをつくりたいという話を、課題に応じて、まず私どもDX推進担当課のほうに相談があります。あるいは我々からアクションをする場合もあると思うんですけれども、そこの中で、これはDXとして、デジタル技術を使って解決するのにふさわしいのかどうかとか、そういったことを総合的に判断して、PTにしようねとか、もっと別のやり方のほうがいいんじゃないかとか、そういうことを判断していくことになると思っております。 ◆中里光夫 委員 そうすると、DXの担当の中で必要なプロジェクトは何かと判断して立ち上げるということを決めていくということですか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 もちろんこれはPTなので、最終的には、DX推進委員会の副区長ですとか、各部長がいる場での判断というのがあろうかと思います。 ◆加藤たいき 委員 率直な質問になっちゃうんですが、これは所管が結構またがっての仕事が多くなってくるわけじゃないですか。予算要求とかというのはどうやって、どこの部署がやっていく。ここのものをやっていくのか、まとまってどこかの部署がやっていくかとか、こういうのは決まっていたりするんですか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 予算につきましては、例えば情報システム関連のものでしたら、今でも情報関連予算ということで、DX担当部が一括して予算要求をしているというのがありますので、そういった情報システム関連のものに関してはDX担当部になるという認識です。  そういう情報関連予算ではないかなというものに関しましては、そこは場合によっては所管部のほうになったりとかすることもあるかと思っています。あとは情報関連予算であっても、執行委任として、DX部の予算を所管部のほうに執行を委任しまして、そこで執行するという形も多く取っていますので、そういった形もあろうかと思っています。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○おぎのけんじ 委員長 次に、(5)その他ですが、何か報告事項はございますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○おぎのけんじ 委員長 以上で1報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○おぎのけんじ 委員長 次に、2資料配付ですが、お手元の資料のとおりですが、何か補足説明はありますか。 ◎齊藤 DX推進担当課長 それでは、資料配付といたしまして、東京のDX推進強化に向けた新たな展開につきまして簡単に御説明いたします。 ◎齊藤 DX推進担当課長 では、資料配付につきまして御説明いたします。この資料なんですが、九月九日の東京都の制作発表会において公表されたもので、区のDX推進にも関連してくるため、委員の皆様に情報提供させていただくものでございます。  これは四〇ページにもわたる資料なので、要点だけ説明させていただきます。七ページをまず御覧ください。東京のDX推進には様々な課題がありますが、課題⑤にあるとおり、区市町村でのデジタル人材、ノウハウの充実が大きな課題であるということも東京都も認識しております。  続いて、飛びますが、二五ページを御覧いただきたいと思います。都はこれらの課題を解決し、区市町村を含む東京全体のDXを効果的に進めるため、GovTech東京という新団体を来年設立する構想を打ち出しました。このGovTech東京は、都庁各局のDXや官民共創、その他の施策を行うほか、区市町村DXとして、区市町村との協働を行っていくとのことです。具体的には、三一ページにあるんですが、不足しているデジタル人材のシェアリングですとか、その次のページのシステムやライセンスとの共同調達に取り組んでいくということです。  設立に当たっては、多くの自治体の賛同を得られるようにするために、自治体の意見も聞きながら詳細をこれから詰めていくということですが、区といたしましても、動向を注視し、物によって連携、協力を進めていきたいと思っております。詳細は、後ほど資料を御確認いただければと思います。  御説明は以上となります。 ○おぎのけんじ 委員長 それでは、後ほど改めて御確認いただければと思います。  以上で2の資料配付については終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○おぎのけんじ 委員長 次に、3閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. デジタルトランスフォーメーションについて 2. 公共施設整備について 3. 本庁舎整備について 4. 国公有地等の対策について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○おぎのけんじ 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○おぎのけんじ 委員長 次に、4協議事項に入ります。  (1)次回委員会の開催についてですが、次回委員会は、年間予定であります十一月十四日月曜日午前九時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○おぎのけんじ 委員長 それでは、次回委員会は十一月十四日月曜日午前九時から開催することに決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○おぎのけんじ 委員長 その他何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○おぎのけんじ 委員長 ないようですので、以上で本日のDX推進公共施設整備等特別委員会を散会いたします。     午前九時五十一分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   DX推進公共施設整備等特別委員会    委員長...